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JP労組近畿について

委員長あいさつ

 

  

  組合員のみなさまへ

 

 4月になりました。3月は別れの月であり、4月は出会いの月と言われます。また4月は和風月名では「卯月」と言います。これは卯の花(ウツギの花)が咲く季節に由来するのが一般的とされますが、他には「う」は初や産にも通じることから始まりを意味するとも言われます。私ども郵政グループにおいても他企業においても新しく社員の皆さんが入社される月でもあり、新たな事業年度が始まる月でもあります。

 

 まずは、3月31日をもって定年を迎えられた組合員の皆さん、永い間本当にお疲れ様でした。昨年の第12回定期全国大会で65歳定年制が今年度(2021年3月末)から実施されることとなりましたので、60歳定年が今年で最後ということになります。

 今年満60歳を迎えたみなさんは1978年を前後して郵便局に入局されたと思いますが、当時は新東京国際空港(成田空港)が開港した年であり、日本の平均寿命が世界一になった年でもありました。人口も増え続け、その後の貿易黒字に続く勢いのある時代だったと思いますが、人口減少に悩み生産力が縮小しつつある今の日本を想像できなかったことでしょう。

 特に今年は昨年からの「かんぽの不適正販売」とコロナ・ウイルス感染症のまん延による自粛ムードの中での退職であり、みなさんの永年のご労苦に感謝する集いも控えめとなり、お祝いムードに水を差すことになり、申し訳なく感じています。

 引き続き高齢再雇用社員として働く方もいれば、新しく第二の人生を歩む方もいらっしゃると思います。郵政の職場に所属した証として、ぜひとも退職者の会にお入りいただき、時には旧交を温め合っていただければと思います。

 

 また、新たに郵政グループの仲間となられた新入社員のみなさん、数ある企業から郵政グループ各社を選んでいただいたことに心から感謝を申し上げるとともに心から歓迎申し上げます。

 入社式でも会社幹部が触れられたと思いますが、今郵政事業は150年の歴史の中でも一番困難な時代にあります。「かんぽの不適正販売」によって多くのお客様に多大なご迷惑をおかけし、永きにわたって築いてきた郵便局に対する信頼を裏切ってしまったことは痛恨の極みであり、JP労組も責任組合として会社の体質を変えるに至らなかったことを素直に反省し、より良い会社となるよう指摘すべきはしっかりと指摘するという関係づくりをめざしています。

 しかし、こういった危機的な状況にあっても今回の春闘では労働条件を維持することができました。グループ内外からは様々な労働条件引き下げの圧力があったこととは思いますが、今回の問題にかかわっていない圧倒的多数の組合員の労働条件を維持するためにJP労組は組織の総力をあげて闘い、成果を勝ち得たと思っています。

 私たちJP労組は他の民間企業を比べても遜色のない労働協約を会社と結んでいます。これは今年定年を迎えた先輩方はもとより、そのはるか昔の先輩たちが昼夜を問わない闘いの末に勝ち取ったものです。私たちの労働条件を保障する労働協約を維持することは、日本国憲法が国民に保障する自由及び権利は国民の不断の努力によって保持しなければならないのと同様に私たち組合員が常に努力しなければならないのです。その第一歩は、私たちのJP労組に加入いただき、労働組合にかかわりを持っていただくことだと思います。

 日本郵政グループの労働協約に有難みを感じないという方はぜひとも労働組合のない企業で横行する労使紛争問題を想像してみてください。世間では今、コロナ・ウイルスによる経済の落ち込みで多くの解雇や賃金補償のない自宅待機が横行しています。郵政グループでは少なくともこういった問題は発生しません。それは組合員は労働協約で守られているからです。ぜひとも、協約で定められた組合員の権利を行使するためには、労働組合にかかわりを持っていただきたいと思います

 これからの郵政における職業人生で時には困ったことに遭遇すると思いますが、その時はどうか、JP労組に相談してみてください。きっと何らかの解決方法が見つかるはずです。みなさんのJP労組への加入を心待ちにし、入社歓迎のご挨拶とします。

 

 

                     2020  年   4   月                                           日本郵政グループ労働組合
                                            近  畿   地  方  本  部
                                            執行委員長    岡田 陽平
  

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